堂場瞬一さんの長編小説 刑事・警察ものだけでもたくさんのシリーズ作品を書いている堂場瞬一さんなのだけど最近は、単発の長編が増えていますね。 刑事として、秀でた特殊な能力を持っているということもない、気心がしれるくらいに過去のエピソードを共有してきたわけでもない 普通の主人公たちの一作での活躍で、これだけ読ませるのってすごいと思う。 本作も楽しみました。 <出版社URLの内容紹介> 「俺は少し休む。少しだけ。でもそれは、また飛ぶための休みだ」「俺たちを超えて飛べ。鷹の休息が終わったその日に」平成を駆け抜け、警察官人生の晩年を迎えた二人の刑事が挑む、最後の事件。 捜査一課と公安一課。二人の目で戦後…