日常に豊かさをもたらすのは「余白」ではないかと思います。 「何もない時間を持つ」。言葉で言うのは簡単ですが、これほど難しいことはありません。 人は何もないことに耐えられないからです。空白があると落ち着かない、何か埋めたくなる。 会話がふいに途切れたときの気まずさも、ちょっとした待ち時間についつい携帯電話を見てしまうのも、何もないことに耐えられないことから起こります。 知人が、大阪万博ではどこも予約で埋まっているから、予約のスケジュールを綿密に立てないといけないと話していました。 〇〇時からパビリオンを見て、〇〇時に昼食を済ませて、〇〇時のショーに間に合うよう行動する。スケジュールを消化すること…